新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、世界中の教育機関は前例のない課題に直面しています。世界中の学校が生徒を安全に対面授業に戻したいと考えている今、数週間もすれば大きな変化に気づくことになるでしょう。
カリフォルニア大学システム、ハワード大学、ジョージ・ワシントン大学などといった大規模な大学をはじめ、いくつかの大学が 2020 年秋学期のほとんどの授業、あるいは全授業をオンラインで開催すると発表しています。テュレーン大学やヒューストン大学を含むその他の大学では、生徒の受け入れに備え、教室を 2 倍や 3 倍に広げています。
キャンパスでの生活は、大学生活の核となるものです。College Reaction の調査によると、大学生の 65 % が、ワクチンがなくても対面で授業を受けたいと答えています。
ほとんどの大学は、教室の定員を大幅に減少させることでソーシャル・ディスタンスを徹底しようとしています。そしてその多くが、安全で、ブランド化された、デジタル面で堅牢な社会的および教育的なスペースに身を置きたいけれども、キャンパスには来られない学生を抱えています。大学はこれらの学生とどうコミュニケーションをとればよいのでしょうか。施設全体に戦略的に専用スペースを備えた WeWork の拡張キャンパスネットワークが、それを可能にします。
世界各地に 800 を超える拠点を持つ WeWork は、教育機関が授業を再開する際に直面する課題の対処を支援します ( English )。大学と提携して、WeWork のテクノロジーを完備した拠点 ( English )において世界中で教室やキャンパスを拡張しています。これらのスペースは、世界のほぼすべての主要都市にあり、学生はここで勉強したり、リフレッシュしたりできます。
たとえば、ニューヨーク大学は、WeWork を利用して中国の上海に 3,000 人の学生を収容するサテライトキャンパスを設けました。大学がどのように WeWork を活用してそれぞれの課題に迅速に適応しているか、その他の例を見てみましょう。
生徒が世界中のどこにいてもデスクにアクセスできるようにする
キャンパスに戻るという大きな課題を目前にした今、リモート学習を円滑化する方法はあるでしょうか。多くの学生は両親と一緒に実家に住んでいますが、大学では社会的側面において重要な経験を得ることができます。キャンパスに戻らないとしても、学生は学業に専念し人と関わることのできる場所を求めています。
教育機関が WeWork と提携することで、学生は生産性に合わせてカスタマイズされた清潔で安全なスペース ( English )にアクセスできます。ペルーのリマやユタ州ソルトレイクシティなど、秋学期にボストンに戻ることができない場所にいる学生でも、拡張キャンパスネットワークの一つである、学習、社交、ネットワーキング専用のスペースに引き続きアクセスすることができます。
WeWork の All Access ソリューションにより、学生は世界中のあらゆる WeWork ビルに行くことができます。学生は、149 の都市で、強力な Wi-Fi を利用する、会議室やホットデスクを予約する、あるいは共有エリア ( English )にアクセスすることができます。これらは、自習の際に、あるいはただオンライン授業を受けるのに静かな場所が必要な際の拠点として使用することもできます。また、学生専用のブランド化された専用スペースとして迅速に立ち上げることもできます。
別の都市にキャンパスをつくる
WeWork は、大学がサテライトキャンパスを設置するのにも役立ちます。これは、たくさんの学生がさまざまな都市にいる場合、特に便利なオプションです。学生が住む場所の近くの WeWork ロケーションを利用すること、キャンパスを学生の近くに開設することになります。
現在、私たちはニューヨークへ戻ることのできないニューヨーク大学の 3,000 人の中国人学生をサポートしています。上海の WeWork ビルの 7 階フロアは、教室、講堂などの施設に改装される予定です。
今すぐ利用可能なソリューション
WeWork にはグローバルなロケーション、柔軟なネットワーク ( English )、すぐに使えるスペースがいくつもあります。私たちは世界中のどこでも、3 から数十のサテライトキャンパスを設置するのをサポートします。これらのスペースには、コラボレーションを促進するスペースと、Wi-Fi やプリンターなどのアメニティ ( English )がすでに備えられています。これらの WeWork スペースでは、安全な授業の実施だけでなく、大学のブランドを表現するために壁を装飾することもできます。
最近のウェビナーで、WeWork が密集させない大学スペースづくり、新しい都市での分散型キャンパスハブの作成、および学生がいる場所への授業の提供をどのように支援しているかについて詳しく説明しました。8 月 27 日のウェビナーでは、大学がこれらすべての変更に対してどのように対処しているかについてお話しします。
WeWork では、学生や教職員に物理的に安全な環境を提供しつつ施設を分散化する ( English )ことができます。キャンパス内外でのコミュニティやコラボレーションを円滑化しましょう。WeWork ではさまざまなオプションを用意しており、その大小にかかわらず、できる限りのサポートをいたします。
Derek Feinman は、ビジネス開発部門の責任者であり、WeWork の教育担当副社長です。WeWork での勤務は 5 年を超えており、過去には、Morgans Hotel Group でマーケティングおよびパートナーシップ担当副社長を務めていました。