WeWork を利用して、クライアントとの距離を縮めている企業の例

Jaye Hamel 氏の仕事では、クライアントと直接会ってフィッティングをしなければなりませんが、WeWork On Demand を最大限に活用して、楽に実現しています。

WeWork 205 Hudson St(ニューヨーク)で電話を受ける 1of1 Custom の Jaye Hamel 氏。写真:本人提供

私たちの働き方は根本的に変わりました。人々はワークライフバランス以上のもの、つまり、いつ、どこで、どのように働くかを選択する力を求めているのです。自分のスケジュールに合わせて有意義に仕事をし、自分のニーズに合った空間で働くという自由を求めています。すべての人が 9 時から 5 時まで働くという時代は終わりました。All the Ways You Work で、WeWork メンバーがどのように仕事への取り組み方を再構築し、この新しい世界でどのように成功を収めているかをご紹介します。

Jaye Hamel 氏は、2020 年に新型コロナのパンデミックが発生して以来、業績を回復させるのに経済が再開するのを待たなければなりませんでした。

1of1 Custom は、ミュージシャンやコンサート来場者向けにカスタムメイドの聴覚保護具やインイヤーモニターを製造している会社です。同社でセールスマネージャーを務める彼女にとって、ライブミュージックは生活の源です。コンサートなどのライブイベントが中止になると、Hamel 氏の仕事も、会社の収入源も途絶えてしまいました。

1of1 Custom は、カリフォルニア州バーリンゲームに本社を置き、現在、ナッシュビル ( English )ニューヨーク ( English )ロサンゼルス ( English )に営業担当がいます。かつてニューヨークにオフィスを構えていましたが、パンデミックの初期にスペースが売却され、リース契約が終了しました。しかし、依然としてオフィススペースは必要でした。顧客は同社の Web サイトで商品を注文しますが、実際に耳の型を取るには、直接会わなければなりません。それはリモートではできないことです。同社の耳栓は、ぴったりと装着するカスタムフィットで知られており、耳にダメージを与えず、音量を下げても会話を楽しむことができます。

新しいオフィススペースを探していたとき、WeWork では保証金として 3 か月分の賃料を用意する必要がなかったので、非常に助かりました。

1of1 Custom、セールスマネージャー、Jaye Hamel 氏

このパンデミックを機に、同社はニューヨークやロサンゼルスだけでなく、全米のより多くの人々に利用してもらえるようなビジネスへの転換を図ることにしました。そんな時、1of1 が見つけたのが WeWork On Demand です。全国の都市でオフィススペースを日単位で予約できるこのアプリは、柔軟性だけでなく、手頃な価格も魅力でした。

「新しいオフィススペースを探していたとき、WeWork では保証金として 3 か月分の賃料を用意する必要がなかったので、非常に助かりました。収入減が 14 か月も続いていたのですから」と Hamel 氏は言います。

彼女の仕事は、顧客との距離が非常に近いものです。注文されたデバイスのフィッティングを行うには、顧客と会えるプライベートなワークスペースが必要となります。彼女が WeWork On Demand を選んだのは、オフィス全体を日単位で借りられるからです。頻繁に利用するのはニューヨークの WeWork 205 Hudson Street ですが、必要に応じて他のロケーションも利用できるのが気に入っています。

「自分やクライアントの都合に合わせて、さまざまなオフィスを利用することができるし、決まった場所に出勤する必要もありません」と Hamel 氏は言います。「さらに、オフィスの見た目や雰囲気もプロフェッショナルです。自分のオフィスを持つ代わりとして、とても良いと思います」。

Hamel 氏はフィラデルフィアに住み、ニューヨークまで通勤していますが、WeWork On Demand があれば、クライアントのいる場所で柔軟に会うことができます。ある日はニューヨークのオフィスを予約し、次の日にはワシントン D.C. のオフィスを予約する、ということもできるでしょう。

「WeWork On Demand アプリがあると、さまざまな都市でクライアントに会う必要がある場合、とても柔軟に対応できます」と Hamel 氏は言います。

来年以降、同社はマイアミ ( English )オースティン ( English )(テキサス州)への進出も視野に入れています。

1of1 Custom の商品を紹介している Hamel 氏。

「新しい都市でも同じようにする予定です。どの場所にも店舗は持ちません。特定の日に社員のスケジュールを入れ、クライアントとフィッティングを行うために WeWork を予約します」と Hamel 氏は言います。

彼女は、3〜4 週間前にスケジュールを立てることで、仕事だけでなく趣味や社交生活も充実させられるように時間管理をしています。

現在、Hamel 氏は 1 か所の WeWork で 1 日に約 20 人のクライアントと会っています。耳の型を取り、それをバーリンゲームにある同社のラボに送って、デバイスを製造します。Hamel 氏のクライアントには、かなり有名なミュージシャンも含まれています。バンド全員が、彼女と面会するために WeWork オフィスに訪ねてきたこともあります。Hamel 氏は、クライアントが WeWork を利用したことがあるかどうかを見分けることができます。

「いつも、大体決まっています。クライアントを WeWork オフィスに案内すると、ほどなくして、WeWork スペースに足を踏み入れたのが初めてなのだとわかります」と、Hamel 氏は笑いながら語ります。これは珍しいことではありません。「そして、彼らは決まって、WeWork スペースの素晴らしさに感嘆します」。

しかしそれ以上に、WeWork の柔軟性のおかげで、Hamel 氏は好きな場所で仕事ができ、さらに仕事上の孤独感を忘れさせてくれるコミュニティも得ることができます。

「今の方が、断然楽しいです」と Hamel 氏は言います。「以前は 1 人ぼっちで仕事をしていました。今でも、同じ会社の人は同じ空間にいませんが、クライアントとも会え、オフィスではたくさんの人に囲まれています」。

Jo Piazza は、受賞歴のあるジャーナリスト、ベストセラー作家、デジタルストラテジスト、ポッドキャストのホストです。

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