密を回避したスペースで、学習者を支援

Globish Academia は WeWork でのワークスペースを拡張。チームを分散させ、誰もが安全に業務を行うための体制を実現

世界中のあらゆる規模の企業が WeWork で成功のためのスペースを見つけています。ケーススタディ ( English )では、先進的な事例を紹介します。

新型コロナウィルス感染症が広まると、タイのバンコクに拠点を置くGlobish Academiaでは同社の商品に対する需要が急増しました。同社は、教育に特化した技術系スタートアップ。大人と子供の両方を対象にした英語学習プログラムをオンラインで提供しています。

オンライン学習の需要急増に伴い、早急にオフィスを拡大する必要がありましたが、健康と安全を最優先 ( English )しなければなりませんでした。会社の急速な成長と変化を実現するために、Globish は WeWork とのパートナーシップを活用することに。

Globish の挑戦:コロナ禍での急成長を管理

Globish では世界中で言語コーチを採用しており、新型コロナウィルスの感染拡大によって生じる市場の急激な変化に迅速に対応する必要がありました。

まず、オンラインクラスの需要が急増しました。特に、子供が自宅で学べる選択肢 ( English )を親が求めたからです。Globish の共同創設者兼最高執行責任者、Gittouch Apisaksirikul 氏によると、同社のプラットフォームを使用する子供の割合は 25%から 60%に上昇しました。さらに、同社では 1 日に提供するクラスの数をこれまでの 250 から 600 以上に増やしました。こうした変化に遅れないように、Globish は成長を持続させるのに必要な人材を引き付ける方法を見つけなければなりませんでした。 

同時に、感染拡大に伴い従来型の働き方を遂行することが難しい状況の中で、バンコク本社の従業員の健康と生産性を維持することは最優先すべき事項でした。WeWork のビルはコロナ禍でも引き続き利用できたため、Globish は分割チーム体制に切り替え、一部の部門は月曜日、水曜日、金曜日を、その他の部門は火曜日と木曜日を出社日にしました。これにより、同社の主要部門は密を避けながらも、事業を続けるためのスペースを確保できました。

Globish は、新型コロナウィルス以前からすでにバンコクの WeWork Spring Tower の仮設スペースに入居していました。従来のオフィススペースには、同社が必要とする柔軟性と拡張性がありませんでしたが、WeWork はそれを提供することができたのです。現在、Globish のプログラムに対する需要は増えつづけ、より多くの人手が必要になりました。そこで同社は WeWork Spring Tower のフロア半分を貸し切り、自社のワークスペースをアップグレードすることで、安全な仕事環境を維持しながら高成長を支えることにしました。

課題解決へ: イノベーションとコラボレーションをもたらす密を避けたスペース

需要の急増により Globish には短期的および長期的ニーズが生じ、WeWork はその両方に対応しました。

「新型コロナウィルス感染症はわが社が変化するきっかけとなりました。当社のビジネスモデルに最も適した新しいハイブリッド型の働き方に適応する必要があります」と Apisaksirikul 氏は言います。 

これが現場で意味したこと:バンコクでの感染拡大がピークを迎える中、Globish 本社では従業員を分散して勤務させ、分割チーム体制を実施しました。従業員が増えてもソーシャルディスタンスを確保できるように、Globish は Spring Tower のワークスペースを密が回避できるように変更したのです。

大人と子供を対象にしたオンラインの英語学習トレーニングを提供する Globish は、コロナ禍で需要が急増。

さらに、オフィスは政府の定める公衆衛生基準に沿っている必要がありました。WeWork では新たに健康と安全に関する対策 ( English )が講じられていたため、Globish は従来型のオフィススペースよりも安心して WeWork ビルに入居することができ、ビジネスコストの節約にもなりました。

「WeWork の助言や透明性のおかげで、わが社はうまくかじ取りを行うことができました」と Apisaksirikul 氏は WeWork について語っています。 

従来型のオフィススペースに比べて WeWork が優れているもう 1 つの点は、柔軟なリース条件 ( English )にありました。WeWork の Globish 担当アカウントエグゼクティブ、Jarmjuree Leong は、「教育専門の技術系スタートアップである Globish は、予測不可能な事態に慣れており、物事がどれほど速く進化するかをよく理解しています。 

「Globish にとって、ワークスペースを戦略的に計画できるということは日々の業務を遂行する上で極めて重要でした」と Leong 氏は言います。WeWork ならスペースの拡張という Globish のニーズを満たすことができたため、Globish はワークスペースを見直し、従業員は安全を最優先したワークスペースに戻ってくることができました。

収益の拡大と柔軟な未来

WeWork が後方支援をすることで、Globish はオペレーションと戦略に集中し、業務の規模を見直すことができました。Apisaksirikul 氏は、これが同社がコロナ禍でどのようにかじ取りをするかの「転換点」になったと確信しています。

Globish ではバンコク本社の多くのメンバーがオフィスに復帰しましたが、WeWork のワークスペースではチーム全体が同じビル内で勤務しながら密を回避することができました。Apisaksirikul 氏は、安全やオペレーション効率を損なうことなく、必要に応じてスケールアップし続けられると述べています。

この数カ月で、Globish は劇的な成長を遂げました。バンコク本社に勤務する従業員は、60 人から 120 人を超えるまでに増加しました。WeWork スペースは、貴重な採用ツール ( English )ともなります。また、この最も困難な時期に Globish が社風 ( English )を堅持するのにも一役買っています。

Globish は分割チーム体制を実施し、チームが平日に交替で出社。

「人事の状況を見てみると、競争力のある雇用と最適なワークスペースがもたらした違い、という点が際立っています」と Apisaksirikul 氏は言います。そして、自分の働くオフィスが安全であるとわかれば、従業員はコラボレーションとつながりを強める対面でのやりとりに自信を持って臨みます、と付け加えます。

これは、Globish のように急成長している企業にとって特に重要です。Apisaksirikul 氏は、イノベーションの生産性を支える上で、適切なワークスペースが果たす役割を認識しています。

「WeWork ではアメニティが充実したいくつもの会議室を利用できるので、全社規模で従業員の生産性と社風のバランスを取ることができます」と彼は言います。インスピレーションが沸き続け ( English )、従業員が最高の状態でいられる空間ーそこで Globish は繁栄し続けます。

「わが社の従業員の多くは Z 世代と Y 世代であるため、ワークスペースそのものが会社の価値観を体現する主体となります」と Apisaksirikul 氏は述べています。「満足度の高いスペースと環境を提供することは、従業員のパフォーマンスを大幅に向上させる手段となります。」

WeWork のアメニティや健康と安全に関する決まりや手順は、従業員がオフィスに復帰する助けとなりました。

Globish sees strong job satisfaction and performance reflected in employee surveys and benchmarks. The bottom line also shows that Globish is on the right track. From the first to the second quarter of this year, revenue grew more than 17 percent: from 29 million THB (about $930,000 U.S.) to 34 million THB (about $1 million U.S.).

「このことは、私たちのチームが WeWork スペースをどのように活用し、より大きな成功をつかんだのかを表す証です」と Apisaksirikul 氏は述べています。

将来的に、Globish は WeWork の世界的な拠点を活かし、さらなる成長を目指しています。同社はベトナムでの事業拡大を進めており、WeWork を通じて自社のワークスペースを簡単に拡張できる、と Leong 氏は述べています。Globish はまた、中国語コースなどの新しいサービスを追加する予定です。

成長し続ける Globish は、WeWork であれば、変化するニーズにも迅速に対応できる柔軟性をメリットに感じています。

「WeWork のおかげで、私たちのビジョン、企業文化、そしてプログラムの学習者に受け継がれていくコアバリューが強化され、最終的により良い社会の形成につながります」と同氏は述べています。

ハイライト:

  • 同じロケーションでの分散勤務を可能にする、広々としたスペース
  • WeWork の柔軟性を活用し、密を避けるためにフロアの半分を利用
  • 政府の定める基準に基づいた WeWork の健康と安全に関する対策
  • 急速に変化する環境の中で柔軟性を実現するリース条件
  • 市場の開拓を目指す Globish のグローバル展開を支えるパートナーシップ
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