WeWork のオフィス・オブ・インクルージョンは、ありのままの自分として完全に参加してもらうことで、私たち一人ひとりが活躍できる環境を育むことを目指す、「代名詞 @ WeWork」(Pronouns @ WeWork)キャンペーンを立ち上げます。
人称代名詞は人の名前の代わりとなる言葉です。
私たちが意識しているかどうかにかかわらず、代名詞では性別が暗示されます。
ジェンダー・アイデンティティとは、人が持つ最も中心的な自己概念で、男性、女性、その間、あるいはそれ以外であるかとして、人がどのように自己を認識して自称しているかを意味します。それはその人のジェンダー表現(人がジェンダー・アイデンティティを表現する方法で、一般的に外見、服装、行動を通じて行われます)のほんの一部分に過ぎません。ジェンダー・アイデンティティとジェンダー表現はいつもあなたが認識するものと同じであるとは限らないため、他の人の代名詞を想定しないことが重要です。
ここに挙げた代名詞がすべてではありませんが、このリストが出発点として役立つでしょう。
(pronounced: hee, him, his)
男性を特定する代名詞
(pronounced: shee, hur, hurs)
女性を特定する代名詞
(pronounced: they, them, thairs)
ジェンダーニュートラルな代名詞
(pronounced: zee, zem, zeers)
ジェンダーニュートラルな代名詞
(pronounced: zee, heer, heers)
ジェンダーニュートラルな代名詞
ジェンダーニュートラルあるいはジェンダーインクルーシブな代名詞とは、対象となる個人の性別を連想させない代名詞です。
他の人の代名詞を想定しないことが重要です。自分の名前で呼ばれることを好む人もいますし、性別について流動的な考え方の人の代名詞は日によって変わることもあります。ある人の人称代名詞を知らない場合は、ジェンダーニュートラルな言葉を使用するか、どの代名詞を使えばよいか尋ねるようにしましょう。
2021 年 6 月より、WeWork はノートパソコン用のビニール製代名詞ステッカーを提供し、WeWork のスペースで、メンバーも従業員も簡単に自身のアイデンティティを示すことができるようにしました。コミュニティバーに置かれているこのステッカーは、米国、カナダ、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ドイツ、日本のすべてのメンバーと従業員が無料で利用できます。
使う人称代名詞を自分で紹介する:
「こんにちは、ジョンです。代名詞は『彼』でお願いします。」
これは以下の場で行えます。
他の人にもこうすることを奨励しましょう
以下を利用して自分の代名詞を指定することもできます:
誰もが職場でありのままの自分でありたいと願っています。
ジェンダー・ノンコンフォーミング(これまで一般的とされてきた典型的なジェンダーに当てはまらないこと)の同僚や友人を支援するのに次の 5 つのヒントをお役立てください。
大丈夫です。誰でも口をすべらせてしまうことがあります。そうした場合の最善策は、間違いを認めて自分で訂正することです。例えば、「すみません、(代名詞挿入)と言うつもりだったんです」と伝えるだけでも相手に誠意が伝わるでしょう。
間違えたことに後で気付いた場合には、その人に個人的に連絡を取り、正しい代名詞を自分が認識していることを知らせて、その後は話題を切り替えます。それ以上に話を長引かせると、間違えられた人に対する問題を広げてしまう可能性があります。
アライになることが大切です。誰かが間違った代名詞を使用していたら、無視しないでください。居合わせた人の介入はインクルーシブな環境を育むために効果的な方法です。間違えられた本人がそれを訂正するか待って、訂正しない場合は、その人の間違いを訂正してください。間違った代名詞を使われた人がその場にいなければ、他の人がいないところで間違った代名詞を使用した人に話して、間違いを知らせます。間違いが再度発生したら、穏やかな口調でその人に再度指摘してください。これは学んでいく道のりです。十分に認識するまでにある程度時間がかかることもあります。
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WeWork でのインクルージョン&ダイバーシティの詳細については、インクルージョン&ダイバーシティの公式ページをご覧ください。